多汗症で多いのは、掌に大量の汗をかいてしまう手掌多汗症でしょう。
手掌は他人と接触する機会も多く、コミュニケーションをとるための大切な部分ですが、そこが汗で絶えず湿っていると、他人に嫌な印象を与えはしないかと、悩んでしまったりします。
この掌多汗症の原因については、いまだに特定されておらず、治療には汗の発汗をつかさどる交感神経を切除してブロックしたり、ボトックス注射で治療を行います。
ボトックス注射はボツリヌス菌を精製してつくったボトックスを皮下に注入することで、筋肉を収縮させることで汗腺を細くして、発汗を抑制することが可能です。
また、ボトックスには交感神経の働きを抑制する作用もあり、エクリン汗腺やアポクリン汗腺からの発汗を抑えるのに有効といえます。
このボトックス注射での多汗症治療は、改善効果が持続するのは半年から1年間くらいとされています。
効果を持続させるためには、定期的にボトックス注射を受ける必要があります。

