多汗症の症状の中に、物を食べたり食事をする時に、大量の汗をかいてしまう味覚性多汗症という症状があります。
通常、酸味や辛味、刺激が強い食べ物を食べると、どのような人でも多少の発汗があります。
味覚性多汗症の方は、食べ物を食べた時に受ける酸味や辛味といった刺激が、味覚神経へ伝わる際に、一部の発汗神経にまで伝わって発汗してしまうために、普通の方よりもかなり大量の汗をかいてしまいます。
この味覚性多汗症の症状が酷くなると、刺激の強い食べ物でない場合も、大量の汗が出てしまう場合もあります。
味覚性多汗症の原因は、食べ物を食べた時に受ける刺激に加えて、精神性発汗が同時に合わさることだと考えられています。
一般的な精神的な不安感や、過去に食事中に大量の汗をかいて恥ずかしい思いをした記憶から、食事をすることへの恐怖心やストレスなどが味覚性多汗症の症状を引き起こし、悪化させていると考えられています。

